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着物は伝統技術を世界に発信するツールになりつつある

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海外の人にも美しく映る

着物は柄や色、帯などにも日本人の心が表れています。
成人式や結婚式の衣装などで袖を通すと、背筋が伸び凛とした気持ちになります。
現代の日本人にとっては、着物は生活の一部ではなく貸し衣装などの商品としての存在になっていますが、それでも日本人にとって着物には特別感があるものです。
私たち日本人は着物の素晴らしさを理解しているつもりでいますし、その特別感にはいつでも触れられる環境にいます。
同じように海外の人にとっても、着物はとても美しいものとして映り、着物文化はひとつの芸術として評価されています。
そのため、観光地で着物を着て歩いていると、外国人観光客から写真を撮らせてほしいと言われたり、京都などでは舞妓さんや芸妓さんが外国人観光客に追いかけられている様子を目にするのも最近では珍しくなくなりました。

海外を見据えたビジネスも可能

海外では日本文化が注目を浴び、日本を訪れた際に着物をお土産に買って帰る人も多いようです。
着物が大好きで日本人よりも日本文化を愛している外国人もたくさんいます。
多くの外国人は美術品や鑑賞品として衣紋掛けにかけて、インテリアのアクセントや和テイストを取り入れるのに使いますが、中には普段から着物を着て過ごす外国人もいます。
そんな海外での着物人気を受けて、日本と海外の架け橋となるサービスや事業も多く展開されています。
日本には着られることなく眠ったままの着物が、約8億枚もあると言われています。
それらを海外の熱いファンに届けるべく、買取業者や遺品整理業者などから安価で譲り受け、外国人に販売するプロジェクトなどもあります。
販売するだけでなく、SNSを利用し着物の知識を提供したり、テレビ電話などで着付けなどについても説明するなど、外国人に一歩踏み込んだ着物を魅力を伝えています。


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